自転車購入。街の散策がもっと楽しく!

犬の散歩がしやすいこと、できるだけ広いこと。この二つは我が家の家探しにおいて捨てがたい条件でした。結果、選んだのがアッパーイーストのコンドです。海から歩いて10分ほどの自然豊かなエリアで、アウトドアライフを楽しむにはとてもいい場所です。反面、生活の利便性はやや低し。最寄りにスーパーが少なく、建設中の新しい駅(今年2024年にオープンのはず!)ができるまでは今しばらく不便が続きそうです。引っ越してきて以来、毎回歩いて行く買い出しに疲れてしまい、ついに自転車を買う決心をしました。日々の買い物はオンライン注文という手もありますが、生鮮食品は時として納得できないものが届けられてしまうことがあり、今のところは使い分けがベストかなと思っています。

 

さて、自転車を買おうと思ったものの、どこで買うべきか。考えたのは中古自転車というオプションです。シンガポールに来てFacebookのマーケットプレイスで二つの家具を購入し、満足いく家具が手に入ったので、今回はマーケットプレイスでよく見かけるセカンドハンドの自転車屋Simple Bicycles に行ってみることにしました。最初は一般のバイヤーさんから直接買おうと思ったのですが、自転車屋さんが介入した方がメンテナンスがされているかなと思ったこと、選択の幅があるだろうこと、レビューが悪くなかったことが、そちらを選んだ理由です。

 

Simple Bicyclesさんに直接行き、買い物に便利そうなシティバイクを探していること、そしてバジェットを伝えると、数台お勧めされました。お店のスタッフの方が親切だったので、少々高いかなと思ったのですが、ほぼ新品で状態が悪そうではなく、鍵とライト、携帯電話ホルダー(Googleマップを見るため)込みで410ドルで購入。

 

購入した自転車は20ドルで家まで配送してくれるとのことでしたが、夕方の暑さが弱まった時間帯だったので、7キロの道のりを乗って帰ることに。土地勘がないエリアで自転車のルールも定かでなく、ドキドキしながらの出発。

 

いざ路上に出てみると、基本的にシンガポールは平坦なので、信号での足止めがやや長いことを除けばスイスイ走れます。ただ、雨季であることをすっかり忘れていたため、家から10分ほどの場所で大雨にあいびしょ濡れに。シンガポールの雨はガッと降ってやむことが多いので、天気と相談の上、雨が降ったら雨宿りを想定内に入れて自転車に乗る必要がありそうです。

 

暑さと雨の合間で乗るという天候に著しく左右されるシンガポール自転車ライフですが、それでも寄り道や回り道も気軽になり、街の散策がさらに楽しめるようになりました。歩くのにはちょっと遠い場所、バスストップでは数個分のエリアまでの散策が劇的にラク。

 

街で見かけた自転車小物で気になっているものにパニエバッグがあります。自転車の後部座席をまたぐようにかけられたバッグで、買い物したものを入れるのに重量が分散されてよさそうです。でも、ネットで見たら、なかなか高い。

www.redbike.ca

 

日焼け止めグッズ、自転車用アウトフィット、自転車アクセサリーのサーチがしばらく続きそうです。

 

後日談があり、

2週間後にパンクしたため、クレームを言ったところ、パンクは保証には入らないと言われてしまい買い物に失敗したのかと落ち込んだのですが、別の店でパンクについて尋ねると、パンクが保証内容に入らないのは普通のことのようでした。さらに、買った自転車と同じタイプのものがそちらの店では500ドル以上で販売されていたため、Simple Bicyclesさん、まあまあ悪くないお店だったのかなあと再評価。