IKEAオンラインで注文した家具を返品するには? in シンガポール

新しい家に住むようになり、足りない家具をIKEAで買い足しました。タンピネスにある巨大なIKEAに行き、まずは下見。その後オンラインで雑貨とドロワーをまとめて注文したのですが、あろうことかドロワーは1つのつもりが2つ注文してしまいました。実は配送の当日に2つ注文していたことに気づいたため、デリバリーのスタッフに「一つでよかった」旨お伝えしたのですが、とりあえず引き取って、返品窓口に連絡してくれと言われてしまいました。まあ、配送スタッフは配送するのがお仕事だからしょうがない。ごもっともです。

 

というわけで、改めてオンラインで返品用電話番号を調べると、「365-Day Return」という輝かしいページに辿り着きました。”It's OK to change your mind(気が変わっても大丈夫ですよ)"という見出しの下には、オリジナルパッケージに入ったままの組み立て前の商品は365日返品可能と。返品はできると思っていたけれど、365日というのは随分長い。マットレスに至っては、しばらく使用してみて寝心地に満足いかなければ交換可能なようです。寝心地がやっぱり悪いという理由でマットレスを交換するケースはいったいどのくらいあるのか気になるところですが。

www.ikea.com

 

そういえば、タンピネスのIKEAにはセカンドハンドのIKEA商品を格安で売っているコーナーがあります。使えるものを大事に使おう的に打ち出しつつ、2度売ってるじゃんと思った覚えがありましたが、そこの品物の一部はひょっとすると返品されたものも含まれているのかなあなんて思ってみたり。

 

早速返品窓口のWhatsAppのコンタクト先へ連絡したところ、まずはボットさんが対応。以下のような流れです。

  1. 個人データの収集に関する許諾を尋ねられます。”I Consent”を選択。
  2. 返品・交換のリクエストを選択。
  3. 名前、電話番号、セールスオーダーナンバーを入力。セールスナンバーに関してはどこを見るべきか写真で送られてくるので、とてもわかりやすい。
  4. 返品・交換したいアイテムの写真を送信。ここまで入力すると、リクエスト完了、改めて早急に連絡をするとの旨が伝えられ一旦終了します。



翌日、人間の担当者さんから同じアカウントに連絡があり、返品のプロセスを進めていいかと尋ねられ、個人情報と収集先住所があっているかの確認、最短の収集可能日程を提示され、日にちを確定。とても効率的にサクサクと進み、ストレス少なく返品をすることができました。指定日には少々時間は遅れたものの、配送スタッフが来てあっという間に返品終了。夜にはリファンドのメールも無事に届きました。

 

これまで香港ではボット対応の窓口で堂々巡りの末に質問の答えに辿り着けないことが何度となくありましたが、今回はボットと人間の棲み分けでチームワークがうまくできているなあと思ったスッキリ体験。重いものの返品にヤダなーと腰が重かったのですが、思いの外、簡単で拍子抜けです。

 

さて、IKEAに関して余談ですが、シンガポールに来てタンピネスのIKEAに行き、あまりの大きさに驚きました。小さな国のシンガポールからはおよそ想像しなかったサイズ感。倉庫のようで、くまなく巡ると、結構歩きます。面白いことに、香港のIKEAは狭小住宅が多いという土地柄、部屋をイメージしている各ショールームの造りがとても小さく、いかに狭い空間で夢のある毎日を過ごすかが演出されていました。シンガポールのIKEAの特色はどんな感じか気になります。現在は旧正月前とあり、中華圏のフェスティバルモード。色々な文化圏を包み込むシンガポールでのIKEAディスプレイはどんな感じかなのか、季節ごとに訪れるのが楽しそうです。

家のポストに入ったIKEAのチラシ。旧正月前で中華モードのスタイリング。IKEA流にアレンジされた文化圏限定のアイテムが楽しい

 

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