香港からシンガポールへ引っ越し、やるべきことは?

 

夫の転職により、シンガポールへの転勤が突如決まりました。

話があったのは7月。引っ越しは9月末を予定という強行スケジュール。真っ先に頭をよぎったのは、14歳の娘の学校探しと犬のことです。

 

香港からシンガポールへの引っ越しの際に、まずは考えるべきことを何か。焦る気持ちを抑えてリストアップ、そして優先順序づけから始まりました。

 

シンガポール転入の前にやるべきこと

  • 子どもの学校探し
  • Visa申請
  • 家探し

香港転出の際にやるべきこと、考慮するべきこと

  • 引っ越し業者選び
  • ペットリロケーション業者選び
  • 香港の家主への通知
  • 不要な物の始末
  • 銀行のアカウント確認
  • タックスクリアランス
  • MPF
  • 水道、電気、ガス、電話をはじめとしたサービスや購読を止める
  • 郵便転送届け提出
  • 荷詰め、家の掃除
  • 友人へ知らせる

 

まずは時間が必要な子どもの学校探し、VIsa申請に必要なドキュメントを揃えることからスタートです。

 

シンガポール転入の前にやるべきこと  -1 

子どもの学校選び

娘は香港のインターナショナルスクールでYear10を終えたところで、そのまま行けば秋からYear11。9月末に引っ越すとなれば、新しい学校に行けるタイミングはおそらくミッドタームブレイク明けあたりが最適。インターナショナルスクールは夏休み真っ最中で突然の入学、しかも学校によってはウェブサイトに「新年度の入学申込みは終了」と明記されたところも見受けられる中、中途の入学を受け入れてくれるところがあるのだろうかと不安な気持ちは募るばかり。どうしても譲れないポイントはIB校であること、さらに娘のリクエストでタッチラグビーができることです。とりあえず受け入れをしてくれるかもしれないと思える2校に連絡を取ってみました。

 

一つ目の学校は規模が大きく、日本人コミュニティが充実している様子。こちらはIGCSEとMYPの二つの流れがあり、これまでの流れでIGCSEの試験を受けることができるとのこと。こちらの学校へ進みYear11=Grade10へと進む場合、香港の学校に引っ越しギリギリまで通い、トランスファーできるクレジットをできるだけ持って来るようにと言われました。問題点は、娘が転入する際にこれまで選択してきた科目を選択することができるかは確約できないということ、これは学校に同じ教科があるかという問題と、あったとしても定員がすでにいっぱいであれば選択できないという理由からです。さらに、娘によれば、IGCSEの場合、例えばYear10で英語の授業で使われた教材は先生の選択に寄るところが大きく、新しい学校で同じ教材が使われているとは限らないため不利になるとのことでした。

 

二つ目の学校はIBの流れのみ。こちらはGrade10の生徒枠に空きはなし。ウェイティングリストに入れておけば、ひょっとして1月に動きがあるかもしれないけれど、確約はできない、ただ、Grade9には空きがあるとのことでした。

 

結果、悩んだ末、二つ目の学校でIGCSEからMYPの流れに乗り換えてGrade9に編入することに。

 

ちなみに、入学申し込みをする際には以下のような書類を取り揃えておく必要がありました。

 

  • アプリケーションフォーム
  • 本人写真
  • 本人パスポートコピー
  • 親のパスポートコピー
  • イミグレーションドキュメント
  • 過去3年分の成績
  • (学校により)現在の学校からの推薦状 

 

アプリケーションフォームにはシンガポール内住所やVisaについて記入する項目がありましたが、こちらに関しては状況を説明して後日アップデートする旨を伝え、処理をしていただきました。